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専門研修プログラム

~「地域を診る」医師の養成を目指して~

募集要項
募集人員 2名
応募資格
  1. 2年間の初期臨床研修を修了、あるいは終了見込みの医師
  2. 他の科を専攻している医師、子育てや他の事情で一時診療を中断した医師、将来開業に備えて地域医療を経験しておきたい医師
  3. 一生のうち短期間でも北アルプスのふもとに住んでみたいと希望する医師もどうぞ歓迎します。
研修期間 3年間
応募期間 随時募集(応募者と相談の上決定します)
応募書類 医師免許証写し、履歴書、応募動機書(様式自由)
選考方法 書面審査、面接試験
処遇
身分 市立大町総合病院常勤医師(大町市病院事業企業職員)
給与 同院給与規程による
【例】卒後3年目の場合、卒後の年数によって増額となります
賞与 年2回
勤務・休暇 同院就業規定に基づく
時間外手当・当直手当 あり
住宅手当 あり
社会保険 健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険、地方公務員共済加入
医師賠償責任保険 あり(病院で加入)
お問合せ先
信州大学医学部附属病院 総合診療科
〒390-8621 長野県松本市旭3丁目1番1号
TEL:0263-37-3591
E-mail:soshin@shinshu-u.ac.jp

大町病院信州大学総合診療プログラム

二次医療圏(大北医療圏)の中核病院である市立大町総合病院を基幹として、救急医療や各専門医療の砦である安曇野赤十字病院、大町市国保診療所、療育病棟、介護福祉施設と密着に連携し、二次医療完結型のシームレスな地域医療・総合診療を研修するプログラムです。信州大学総合診療科と市立大町総合病院の合同プログラムであり、経験豊かな指導医陣による質の高い研修に加え、医学教育や臨床研究の研鑽も可能にしています。雄大なアルプスと豊かな自然の中で、ともに本物の「地域医療医」を目指しませんか!

魅力(特長)

  1. シームレスな地域医療の提供
    2次医療の要である総合診療を必要としている地域の要請に応えるために、規模の異なる二つの地域病院を主な研修施設として、多彩な医療現場(ER型救急、病院総合診療、診療所診療、訪問診療、施設管理)を経験するなかで、医療セッティングにとらわれない、シームレスな地域医療を学ぶことができます。
  2. 医療セッティングを問わない、バリエーション豊かな症候群
    基幹病院である市立大町総合病院は、地域唯一の総合病院であり、急性期から緩和、在宅診療に至るまで、バリエーション豊かな症例を経験できるのみならず、信州大学病院からの各専門科医師バックアップの下、複雑な症例に対しても、主治医として主体的な介入が可能です。
  3. 包括的地域ケアの実践
    「医療とは本来その医療圏の医療機関や関連機関全体で提供されるものであること」の視点を常に持ち、地域の医療を支える他専門職との連携を密に行い、地域の保健・介護・福祉といった分野でもリーダーシップを発揮し、多様な医療サービスを包括的かつ柔軟に提供できる能力の獲得が可能です。
  4. 各人の興味・能力に合わせたサブスペシャリティー
    信州大学医学部附属病院をはじめ各地域病院の協力の元、各専門科研修、心エコー/心不全研修、内視鏡研修、CKD/透析研修など、地域の必要とする専門能力の獲得が可能です。また、アカデミックな活動に対する信州大学のバックアップも充実しています。
  5. 2次医療圏完結型
    2次医療圏完結型の研修プログラムであるため、施設間の指導医の交流も盛んであり、施設は違っても3年間を通じて一貫した研修を受けることができます。また、顔の見える関係が構築され、地域ヘルスプロモーションも中断することなく行なう事ができます。
地域協力病院でのチーム医療体制
総合診療研修プログラムキャリアパス

構成

3年間で総合診療専門医の取得を目指します。各人のキャリアプラン、到達目標により「病院総合診療後期研修プログラム」(1年間)も可能。

研修施設
必修 総合診療科 市立大町総合病院 総合診療科/内科
国保健康保険八坂診療所または国保健康保険小谷村診療所
内科 安曇野赤十字病院 呼吸器/循環器/消化器/脳神経
救急部 安曇野赤十字病院 救急部
小児科 市立大町総合病院 小児科
継続外来診療 市立大町総合病院 総合診療科
選択 内科 安曇野赤十字病院 呼吸器/循環器/消化器/脳神経
産婦人科 市立大町総合病院 産婦人科
整形外科 市立大町総合病院 整形外科
脳神経外科 市立大町総合病院 脳神経外科
皮膚科 市立大町総合病院 皮膚科
診断推論 信州大学医学部附属病院総合診療科
【ローテーション例】
  4-6月 7-9月 10-12月 1-3月
1年目 総合診療 II(大町) 小児科(大町)
2年目 内科(安曇野赤十字) 救急(安曇野赤十字)
3年目 総合診療 I(診療所) 選択科① 選択科②
【週間予定】
  午前 午後
症例検討会 病棟総回診 病棟業務 初期研修医勉強会
新入院カンファレンス 病棟業務 救急外来 外来振り返り
カンファレンス
症例検討会 病棟総回診 病棟業務
多職種カンファレンス
ジャーナルクラブ
全科救急勉強会 病棟業務 家庭医療勉強会
モーニング
カンファレンス
総診・救急外来 総診・救急外来
病棟回診
救急対応勉強会
各種勉強会やセミナーあり

取得可能な専門資格

  1. 研修中に全員が、日本内科学会認定医を取得します。
  2. 総合診療専門研修プログラムの後、1年間の内科専門研修または総合診療研修をすると、日本内科学会認定総合内科専門医の受験資格を取得できます。
  3. 3年間の総合診療プログラムの後、総合診療専門医の受験資格を取得できます。

修了後の進路

当科研修終了後の進路には、以下のような選択肢があります。

指導医

  • 大北地域をはじめ長野県内には、専攻医研修で取得した技能を生かす臨床現場があふれています。臨床の第一線で、医学生・研修医への教育を行ないながら、より良い地域医療体制の構築を共に目指します。
  • それぞれの希望にあわせて、大学病院をはじめ、県内一般病院、診療所などの各施設における指導医として就職することが可能です。一般病院での総合診療科立ち上げや充実化を信州大学総合診療科との協同で行なうことも可能ですし、診療所の開設も信州大学総合診療科のサポートの元、行なうことができます。また、就職した医療機関において、様々な講習会や教育企画の立案・実践を、信州大学総合診療科との協同で行なっていくことができます。
  • 信州大学総合診療科スタッフとなって、卒前卒後教育のエキスパートになる、臨床医学研究を実践する、或いは老年内科の研鑽を積む、ことができます。

専門研修

  • それぞれの希望にあわせて、専門医のトレーニングに移行することができます。
  • 信州大学総合診療科との連携により、大学病院や県内研修施設のみならず、全国の研修施設でのアレンジが可能です。もちろん、臓器別分野の専門研修への移行にも最大限サポートします。
  • 研修中にUSMLEなどの自主的な事前準備が必要ですが、海外臨床留学修了医師の指導の下、更なるステップとしての海外臨床留学を、米国内科専門医が最大限にサポートします。

大学院

  • 臨床疫学を学ぶコースに進学する。
  • 大学院に進学する。

研修終了後にそれぞれの興味や希望に応じて、自分自身が満足できるキャリアパスを踏んでいくことができるよう最大限の支援をします。